止まらない世界

2002年6月6日
一分一秒として

動いてない時はない

自分がそこにいる限り

動き続ける時間を

直視しなければ

たとえ隣で

誰かの時間が

止まったとしても

動き続ける自分は

止まれないのだから

怖いと思った

ただ妙に静かな時間が

僕の心を焦らせた

どうしたらいいのか

こんなにも身近なのに

あんなにも遠い存在

何もしてあげられない

遠い遠い 人

けれど 近い近い 出来事

−−−−−−−−−−−−−−−
何を言っていいかわからないけど、背筋が寒くなった。
ただ漠然とした「死」ではなく、はっきりと形をなしたモノ。
名前も知らない人だった。けれど、近すぎた。考えずにはいられなかった。誰かの嗚咽とすすり泣きが、痛かった。授業は先生の細く高い声がとても響いていた。学校中からざわめきが消えたようだった。すごくすごく、切なかった。でもきっと、友達だった人たちの気持ちはこんなモノの比にもならないと思う。

私は、今日何かを感じたけど。でもそれは言葉にできないくらいに些細なことなんだ。でも、それは大きな恐怖であり、小さな願いでもある。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索