欲しいモノ

2002年2月13日
「もう1年早く生まれたかった。」その言葉に、そんなに深い意味はなかった。ただ還る場所が欲しかったから。

友達はいる。でも私にとっての友達は、相手にとっても友達なのかとか、いろいろ考えてしまう。相手を信頼してないのではなく、ただ友達の定義というか、そういうモノがわからないだけ。なんとなく、友達の前では弱音が吐けないときが多い。いつも、先輩に頼ってばかりだ。この1年間、私にとっての還る場所は屋上だったと思う。でも、4月からは甘えることが出来なくなる。先輩に、弱音を吐くことが出来ても、越えられない壁がある。近くて遠い人。すぐ目の前に見えるのに、手が届かない人たち。苦しいんだ。私は。

還りたい。

なんで、こんなコトを思うんだろう。友達に頼ればいいのに。強い自分を作っても良いこと無いのに。でも、あいつに何か言われる度に、自分はこうでなくてはならないのかと思ってしまう。厭な自分を確認する度に、怖くて自分を隠してしまう。先輩にも、隠している自分はいる。言い出せないコト。でも、それを口に出してしまったら、すべては終わってしまうような気がする。・・・怖いんだ。嫌われることが。見捨てられることが。

友達って何だろう。

本音を吐ける人?

ごめん、自分の本音がわからないんだ。


還る場所、安心できる居場所。誰かの心に。いつか、見つけたい。幸せでなくても。いつでもそこに自分の居場所が在れば、私はこんなにも迷ったりしないだろう。きっと、ずっと、道を見つけられる。

今の友達に不満なんて無いよ。

今日は自分がわからなくなっただけ。

ごめんね、心配してくれる人。

自分でもわかるから。

ごめんね。

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