血液

2001年10月27日
カッターを握った。

指を少し深めに切った。

傷口から流れる赤い、赤い血液。

それを見ながら吸い込まれそうになる、自分を。

ほんの少しだけ。

怖いと思いました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
私は私なんだ。その証。
それは何だろう?この身体?血液?DNA?
結局は見た目なんだ。中身なんて誰が重視するだろう。

苦しい。

ひねくれていく自分。ずるくて、逃げてばかりで、被害妄想ばっかりな私。こんな自分になりたかったんじゃない。もっと望んだモノがあったのに。手に入れられない苦しみで、どんどん狂っていく。誰が気づいてくれるんだろうか。この私に。でも気づいたところで、何が変わるのだろう。きっとみんな離れてゆく。私の独占欲の強さ、嫉妬深さは並じゃない。きっとみんな私のこと嫌ってゆく。それはイヤなの。耐えられないの。だから誰も気づかないで。

でも、誰か。

私を助けて。

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