空と月と屋上と。

2001年10月1日
月明かりが薄かった。

吸い込まれそうな濃い蒼。

私は上を見上げて。

いろいろな思いを巡らせて。

自分のこと。

部活のこと。

友達のこと。

あなたのこと。

時折、ふと思い出しながら。

月を仰ぐ。

かすかに見える星の光を。

遠くに見える黒い雲を。

指折り数えて。

私は泣きそうになる。

わけもなく。

ただ、頬を流れ落ちる涙だけが。

優しく光っていた。

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